卑弥呼の話の続きがありますが、村長の残した書物からの
続きは違うものが書かれていました。
「村長はこんなストーリーを歴史に残すために書いて、
大丈夫かなと思ってもいました」
村長は、前回の記事をつづりながら迷っていました。
やはり、村長自身の話を後世に伝えておこうと思いました。
村長は、現代では当たり前に使われている回転する力が
いかに凄いエネルギーを持っているのかに気づき、
そこに人生をつぎ込む事をして生きていました。
今でいう中学生の運動会みたいな行事が、
村長の若い時期にもあり、村で12、13歳で一番、足が速いのは誰かを競っていました。
現在よりこの時代は特に、狩りなどで生計を立てていましたから、
運動神経が良い男や、足の速い男が女子に人気があり、モテる傾向にありました。
(現代人はこのような男子は見られないとは思いますが)
13歳の男子は、12歳の男子より足が遅く、負けるのが嫌なので、
走る前に12歳の男子を脅して、遅く走るようにする傾向が、
どの代でも続いていました。
村長は足が速いので、やっと13歳になり全力で走れて
1等になって、女性からモテると期待していました。
ただ、村長はスタートダッシュが速い、逃げ切り先行型なのですが、
他の男子で、後からスピードに乗って1等になっている男性もいました。
走る距離の問題もあるため、距離が長いと村長は負けてしまう事になりますが、
今回は微妙な距離でした。
そして、100メートル走が始まりました。
(当時の距離は実際は違いますが、わかりやすくするため100メートル走としています。)
12、13歳の村中の男子が一斉にゴールに向かって走ります。
現代のように、走者用の線などはありませんので、みんな自分が走るスペースを
無理やり取りながら、ぶつかり合って走っています。
55メートルぐらいの場所で、子犬が横から走ってきました。
このままでは、男性たちが走っている場所に子犬がぶつかる。
村長はそう思いました。
女子たちから悲鳴が上がり、助けてあげてと声が上がります。
足の速いもう一人の男子が助けると思いましたが、
村長がその子犬を抱え込むように倒れ、男性たちに踏まれながら
守り通しました。
この続きに、村長が回転について考えていくキッカケになる事に起こるのですが、
のちに起こるヤマタノオロチとスサノオの戦いで、
この書物を持ちながら、ヤマタノオロチにこの技を使い勝利しますが、
その際にこの続きの文章が書かれた部分が、やぶれさられたとされています。
