昔、道端で倒れていた娘をおばぁちゃんが助けました。
その娘は、お腹をすかしていてたので、おばぁちゃんは持っていたスナック(菓子)をあげました。
おばぁちゃんは、娘に私の家に来たらいいといい、娘を自分の家に連れてきました。
家につくと、そこには、おじぃちゃんだけが一緒に住んでいて、子供がいなく、
娘はそれを酷く不憫に感じました。
娘は、何故、子供がいないか、失礼かと思いながら
言葉に気をつけながら、おばぁちゃんとおじぃちゃんに聞きました。
すると、ざっくり言うと、人は愛し合うと天からコウノトリが来て、
子供を運んでくれるのだが、私たちの元へは運んでくださらなかったと
話しました。
娘も愛し合うとコウノトリが運んでくると思い込んでいましたから、
そうなのですかと返しました。
娘は、子供はいなくても、せめて、おじぃちゃんとおばぁちゃんに
栄養でも届けてあげたいと思いました。
夜になると、娘は、おばぁちゃんとおじぃちゃんにこう話しました。
おじぃちゃんと夜になったら、私だけと一緒の部屋で寝て、
おばぁちゃんは別の隣の部屋で寝てくださいと。
決して、フスマは開けないでくださいと、娘はいいました。
夜になると、娘はおじぃちゃんと部屋に一緒になりました。
娘はおじぃちゃんに小さな声で、
実は私は胸だけが牛なんですと話しました。
おじぃちゃんは、何を言っているかわからないし、
小さな声だったので、よく聞こえないと話しました
娘はまた、
小さな声で、
実は私は胸だけが牛なんですと話しました。
娘はおじぃちゃんに胸を見てくださいと話しました。
おじぃちゃんは親に、女性の胸は見てはいけないと言われてきたので、
おばぁちゃんの胸も見ていないし、
娘の胸を見る事はできないと断りました。
娘は、よく考えてください。
私の胸は牛なんです。
牛の乳は見た事が、おじぃちゃんはありませんかと
話しました。
おじぃちゃんは、村一番の正直者だったので、
あると答えました。
娘は少しニヤッと笑いながら、
それでは、私の胸を見てくださいと話しました。